お姫様ごっこ

わりとよく転がり落ちるヲタクの日記

コンサートにおける「距離感」を考えてみた

エイトの会報(Vol. 14)が届いて、ひたすらリサイタルのレポを読み込んでます、まゆおかです。せっかくの自ユニ夏の現場「関ジャニ∞リサイタル」も行けずじまいに終わってしまいました。前々から分かってたことなんですけどねぇ

地方だけって括り、面白い。「札幌、東京、名古屋、大阪、福岡」という五大都市の観念を崩した11年目の夏のリサイタルツアー。しかも今回は、どこも"アリーナ規模の会場"を使用することで普段のドーム(スタジアム)の雰囲気とはまた違った公演、、まぁ行けなかったけど。


今回関ジャニ∞は、「リサイタル」という形を利用して「ファンに近づく」ということを実現したわけですが、私なりにコンサートにおける距離感とやらを考えた結果についてまとめたい。です。

コンサートに対してジャニヲタの私が求めること

コンサートに私が求めること、それは会場と出演者であることはもちろんなんだけど(笑)
まず、ペンライトやうちわっていうグッズについては私は推奨派。(団扇狩りが布告されたならばその理由を考えるし、他人に迷惑かけるうちわは除く)
あと、銀テについては勝手にやってろって思ってる(笑)銀テ落ちてきても本人見てろなんて、いざ自分の頭上に銀テ降ってきたら言ってる本人もきっと無理でしょう。

「距離」と「距離感」

コンサート・イベントのチケットが手に入ると必ず見るのは席の場所だと思うんですね。上手下手、ステージとの距離。ジャニーズではないアーティストさんのコンサートだとS席、A席、立ち見だとか会場の使い方によって価格も変わってきたりする。でも同じ東京ドームだとしても、アリーナ最前も天井席の1番後ろでも、「定価」としては同じ。

ここで大半の人は「不公平」だとかボヤく訳です。私だって思うとは、思う。

今回、メンバーが頻繁に「距離感」って言葉を口にしていて。∞祭のキャパも小さめで同じ感じだとは思うけれど「距離感」ってワードが出てくる度になんとなく私は悲しくなる。

距離感≠距離?

会場で主に言う距離っていうのは、アリーナ〇ブロック何列何番とかいう物理的なもの。それ以外に存在すると私が考える、「距離」というのは「論理的」な距離です。(物理の反語が論理なのか、と聞かれたら分からないw) それをここでは「距離感」という表現で置きたいと思います。

後者「距離感」が表していると私が考えるもの―実際目に見えることはなくとも、演者と観客の心理的つながりを感覚として捉えることができるもの。

例1「デビューして距離が離れた感じ~」
例2「こんなにCD売れてさー〇〇君、どんどん距離遠くなってくよね~」 など☆ なんとなく分かればそれでいいんですが。

だからなんだよ

何が言いたいのかというと、私がコンサートに求めるのは後者であり、「論理的」な距離です。勿論、ドームでアリーナ・横アリでセンター席が当たれば嬉しい。でも物理的な距離ばかり気にしてちゃ、*1 ナマモノであるコンサートは楽しめない。少なくとも私は。


席とステージ間の距離感を嘆くより、演者との心のつながり―距離(きっと近い)を感じながらコンサートの会場にいた方が何倍も楽しいとわたしは思うんです。


後者の「距離」を考えられる、いい意味で感じられる、そんなジャニーズのファンになりたいなぁ、なんてね。

*1:ステージの上手からみるのと下手からみる姿との違い、なんてのはまた別の話